オンラインカジノの入出金手段としては、エコペイズやヴィーナスポイントなどを思い浮かべる人が多いでしょう。
しかし、そのような電子決済サービスに登録しなくても、オンラインカジノの入出金はできます。
その手段は、銀行振込です。
実は、日本国内の銀行口座を保有していれば、それだけでオンラインカジノの入出金が完了するということも往々にしてあります。
この記事では、オンラインカジノの入出金を銀行振込により行うメリットとデメリット、そしておすすめのオンラインカジノを紹介します。
銀行振り込み対応のオンラインカジノ6選
銀行振込に対応しているオンラインカジノを6社紹介します。
ベラジョンカジノ
入金対応金額 | 10ドル~1万ドル |
---|---|
出金対応金額 | 10ドル~4万5000ドル |
ベラジョンカジノは、銀行振込による入出金が可能なオンラインカジノです。
出金には、1.5%の手数料がかかります。
出金手数料に上限はないので、出金額が大きくなるごとに比例的に手数料も大きくなるのは、残念なポイントです。
しかし、5万ドルという高額送金が可能です。
今後もさらにこの金額が大きくなる可能性もあるぜ。
出金スピードも「流石ベラジョン」という感じで早いので、おすすめです。
元々は出金のみ対応だったのが、2021年以降は銀行振込による入金もできるようになりました。
入金なら1回あたり2万5000ドルまで手数料なしで利用することができます。
なお、2021年6月7日時点での利用可能な金融機関は以下の通りです。
- PayPay銀行
- 三菱UFJ銀行
- 楽天銀行
- 三井住友銀行
- 住信SBIネット銀行
- セブン銀行
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行
- auじぶん銀行
- りそな銀行
- 福岡銀行
- 埼玉りそな銀行
- 福岡銀行
今後さらに多くの銀行が利用できるようになることを期待しましょう。
ビットカジノ
入金対応金額 | 5000円~200万円 |
---|---|
出金対応金額 | 1万円~200万円 |
ビットカジノは、銀行振込による入出金の両方に対応しています。
入出金いずれも手数料無料で利用することができます。
さらに、入出金とも最高200万円という高額を一度に決済できるのは、非常に嬉しいですね。
一方で、最低額に注目してみると、入金が5000円、出金が1万円ということで少々高めです。
銀行送金の出金を検討する際は、少し多めに資金を残しておきましょう。
Twitterによると、出金には1~2営業日を要するようですね。
ff外すみません。
基本1〜2営業日で振り込まれますよ!
最長4日待たされた事もありますが、、— btc (@ay3_ze) June 2, 2020
ビットカジノは銀行振込対応のオンラインカジノの中でも、使い勝手はトップクラスにいいので、おすすめです。
クイーンカジノ
入金対応金額 | 50ドル~5000ドル |
---|---|
出金対応金額 | 50ドル~5000ドル |
クイーンカジノも、銀行振込による入出金の両方に対応しています。
入出金はいずれも手数料が無料です。
プレイ実績を積み、VIPランクを上昇させれば、入出金ともに限度額を拡大することもできます。
クイーンカジノでは、毎回の入金を通じてボーナスを受け取ることができます。
中には、銀行振込入金限定のボーナスもあるため、必見です。
ただ、銀行振込入金は結構時間がかかるようです。
銀行振込で入金ができるオンラインカジノ自体、貴重な存在ではありますが、「入金後すぐにプレイしたい」という方は、別の方法で入金するようにしましょう。
カスモ
※日本市場撤退※
入金対応金額 | 500ドル~1万ドル |
---|---|
出金対応金額 | 500ドル~1万ドル |
カスモは、銀行振込による入金は非対応、出金のみに対応しているオンラインカジノです。
※追記
現在は銀行振込による入金にも対応しています。元々利用可能な銀行は限られていたものの、2021年6月以降は予め指定される口座に振り込み形式での入金となったため、どの銀行口座からもカスモへの入金が可能です。
銀行送金による手数料は無料です。
出金最低額が500ドルというのは、かなりハードルが高いですが、出金は最大で1万ドルまで可能ということで、結構大きな金額を一度で決済することができます。
新興のオンラインカジノということで、まだ情報が少ないですが、出金時間は5日ほどかかるようです。
このあたりは、徐々に改善されていくことに期待しましょう。
ミスティーノカジノ
入金対応金額 | 非対応 |
---|---|
出金対応金額 | 150ドル~1万ドル |
ミスティーノは、銀行振込による入金はできないものの、銀行口座への直接出金は可能です。
手数料は無料で出金することができます。
カスモと比べると、出金最低額が低いので、小資金プレイヤーにも利用しやすいのは嬉しいポイントです。
利用規約を見ると、出金に要する日数は2~7営業日要するとのこと。
ミスティーノでは、毎日の入金で賭け条件1倍のフリースピンを貰えます。
そのため、特に急ぎでなければ毎日コツコツ入金してフリースピンの勝利金を貯め、資金が大きくなったところで一気に出金する、というのがおすすめです。
188bet
入金対応金額 | 1000円以上10万円以下 |
---|---|
出金対応金額 | 1000円以上10万円以下 |
188betは2021年6月に銀行振込による入出金を復活させました。
元々銀行振込が利用できたものの、長いメンテナンスの影響によってエコペイズしか利用できない状態が続いていただけに、再度銀行振込が利用できるようになったのはかなりの朗報です。
188betには毎週貰える最大3万3000円の30%ボーナスがあります。
何と言ってもすべてのプロダクトで出金条件消化率が100%、さらにベットリミットがないという点が188betの大きな魅力です。
うまく30%ボーナスを活用すれば、着実に資金を増やしていくことができるでしょう。
この他にも、多くのオンラインカジノが銀行振込に対応しています。
具体的にどのようなオンラインカジノが銀行振込に対応しているのか、簡単に紹介します。
オンラインカジノ | 銀行振込(入金) | 銀行送金(出金) |
ビットカジノ | 1000円~200万1円 | 1万円~200万1円 |
スポーツベットアイオー | 1000円~200万1円 | 1万円~200万1円 |
ライブカジノアイオー | 1000円~200万1円 | 1万円~200万1円 |
クイーンカジノ | 50ドル~5000ドル | 50ドル~5000ドル |
コニベット | 20ドル~1万ドル | 40ドル~1万ドル |
ラッキーニッキー | 10ドル~1万ドル | 非対応 |
ウィニングキングスカジノ | 10ドル~1万ドル | 非対応 |
レオベガス | 非対応 | 3000円~500万円 |
ロイヤルパンダ | 非対応 | 3000円~500万円 |
チェリーカジノ | 10ドル~5000ドル | 40ドル~2万5000ドル |
ギャンボラ | 10ドル~1万ドル | 非対応 |
ロトランド | 500円~上限なし | 1000円~上限なし |
フトカジ | 非対応 | 1200円~250万円 |
ベラジョンカジノ | 非対応 | 10ドル~4万5000ドル |
インターカジノ | 非対応 | 10ドル~4万5000ドル |
カスモ | 非対応 | 500ドル~5000ドル |
カジノシークレット | 非対応 | 500ドル~5000ドル |
カジノミー | 非対応 | 50ドル~2000ドル |
ミスティーノ | 非対応 | 150ドル~5000ドル |
ボンズカジノ | 1000円~10万円 | 非対応 |
元々数えるほどしか銀行振込には対応していなかったものの、2020年後半から急速に増えつつあります。
2021年以降もさらに多くのオンラインカジノで銀行振込が利用可能になることが予想されますね。
銀行振り込みのメリット
まずは、オンラインカジノの入出金を銀行振込により行うことのメリットをいくつか解説します。
電子決済サービスの登録が不要
オンラインカジノに登録したくても、「エコペイズって何?」「アイウォレットって何?」という感じで、電子決済サービスの登録に戸惑い、結局オンラインカジノの利用を諦めるという人も多くいます。
銀行の入出金未対応のオンラインカジノでは、エコペイズやヴィーナスポイントを使わなければ資金を入出金できないので、電子決済サービスへの登録はいわばマスト事項です。
しかし、銀行振込による入出金が可能なオンラインカジノならば、その必要はありません。
クレジットカードの発行も含めて、余計なサービスに登録する必要なく、オンラインカジノを楽しむことができます。
出金作業を一工程省略できる
通常のオンラインカジノの出金は、以下のプロセスにより行われます。
- オンラインカジノ
- 電子決済サービス
- 銀行口座
プレイヤーの手元にリアルマネーとして資金が行き渡るためには、オンラインカジノから電子決済サービスへの出金、そして電子決済サービスから銀行口座への出金という、2回の出金作業を行わなければなりません。
しかし、銀行送金が可能な場合には、オンラインカジノから銀行口座への出金という1工程だけでOK。
何度も出金申請をする必要がない、非常に便利な方法です。
主要な銀行はほぼ網羅している
「どうせ一部の銀行しか利用できないんでしょ?」と考える人もいるでしょう。
しかし、メガバンクはもちろん、地方銀行、そしてネットバンキングも意外と対応しています。
例えばヴィーナスポイントの場合、楽天銀行口座への出金はできません。
しかし、オンラインカジノからの直接出金ならば、楽天銀行の口座でも問題なく行うことができます。
手数料が意外と安い
オンラインカジノと銀行口座の直接の資金融通は、なんとなく手数料が高そうな気がします。
ところが、ほとんどのオンラインカジノにおいて、手数料は無料か、かなり低めの設定です。
最も高くて、ベラジョンカジノとインターカジノの銀行送金手数料1.5%ではないでしょうか。
手間も省ける上に、手数料も省けるとあって、なかなか嬉しいサービス内容ですね。
トータルの利益管理が非常に楽
銀行振込によりオンラインカジノの入出金をすべて完結させていれば、取引記録が必ず通帳に残ることになります。
そのため、トータルの利益管理が非常に楽です。
総出金額から総入金額を差し引けば、それだけでOKですからね。
クレジットカード入金や電子決済サービスでの出金を利用していると、様々な明細から数字を引っ張ってきて、計算しなければならず、非常に面倒ですから。
このありがたみは、毎年2月の確定申告期になれば、肌で感じることができるでしょう。
銀行振り込みのデメリット
オンラインカジノの入出金を銀行振込で行うことには、当然デメリットもあります。
具体的にどのようなデメリットがあるのか、詳しく解説していきます。
出金完了に時間がかかる
オンラインカジノから銀行口座に直接出金する場合は、その他の出金方法に比べて長い時間を要するのが普通です。
どれだけ短くても24時間はかかると見ておいた方が良いでしょう。
また、24時間365日営業のネットバンク以外は、土日祝日の着金も不可能です。
そのため、金曜日、土曜日、日曜日に出金をすると、かなり待たされる可能性があるということを、頭に入れておかなければなりません。
オンラインカジノへの入金にも時間がかかる
オンラインカジノへの銀行振込も、すぐにアカウントに入金が反映されるわけではありません。
銀行振込により入金する場合、オンラインカジノ指定の口座に入金し、その審査が完了してから入金がアカウントに反映されるという形式を取ります。
そのため、どれだけ早くても30分くらいはかかってしまうのが実情です。
場合によっては、取引明細書の写しやインターネットバンキングのスクリーンショットの提出が求められることもあります。
また、土日祝日だと入金が反映されません。月曜日まで待つ必要があります。
クレジットカードや電子決済サービスでの入金の場合は即時反映が原則だけに、銀行振込の際はかなり待たされてしまうのが現実です。
銀行側の入金審査が下りない可能性がある
オンラインカジノから銀行口座への出金が行われた場合、銀行側では入金審査が行われます。
この入金審査を100%通過できるという保証はどこにもありません。
特に、オンラインカジノからの送金はかなり怪しさがありますからね。
正常に入金審査が下りない場合には、以下2通りのことが起こり得ます。
- 銀行側から口座名義人に確認の電話がかかってくる
- そもそも銀行側が受け取りを拒否する
電話がかかってきた場合には、「問題ありません」という回答をすればOKです。
確認がとれたということで、口座に入金がなされます。
しかし、確認なしに拒否された場合には、どうしようもありません。
オンラインカジノの節税ができない
オンラインカジノで稼いだ資金は「一時所得」に分類されるため、オンラインカジノで一定以上を稼いだプレイヤーは申告納税を行わなければなりません。
しかし、その義務を免れる「節税」の方法があります。
税金の対象となるのが概ね50万円以上の利益が出たときとなるので、利益の計算と、国内の銀行口座には1年に50万円までの引き出し(合計額)にしておくという方法があります。
また、スティックペイやアイウォレットのATM出金を利用する方法もあります。
スティックペイとアイウォレットには、アカウントにある資金をATMから出金できるというオプションがあります。
電子決済サービスからATM出金した場合には、銀行口座に取引の記録が残りません。なので税務署から睨まれる心配が少ないのです。
ただし、最近は国際的な金融のやり取りも税務署は見ることができるようになってきています。大金を移動させるようなことをすると当然、税務署の目に留まる可能性が高くなるので要注意です。
計画的な出金や納税を行うのが一番安全というのは忘れないでください。
入金を失敗するリスクがある
銀行振込により入金する場合、オンラインカジノ側が指定する口座にプレイヤー自身がATMやネットバンキングを操作して振り込みます。
クレジットカードや電子決済サービスで入金する場合は、オンラインカジノサイトで必要情報を入力すればOK。
そのため、入金先を誤るという心配がありません。
また、仮想通貨で入金する場合も、コピペをすれば、ほぼ100%正しい口座に入金することができます。
しかし、銀行振込で入金する場合は、入金先の情報を自分で入力しなければなりません。
少し情報を間違えてしまうと、違う口座に振り込んでしまうということもありますから、注意が必要です。
当然、誤って入金したところで、資金は返金されません。
他の方法以上に慎重に入金手続きを行う必要があるという点も、銀行振込の大きなデメリットです。
銀行から電話がかかってきた場合
非常に利便性の高い銀行振込ですが、実際に口コミを調べてみると「銀行から電話がかかってくる」という内容を見ることがあります。
あくまでも合法ではないオンラインカジノとの資金融通ということで、「銀行から怪しい目で見られるのでは?」と不安にもなりますよね。
オンラインカジノの入出金を行った際に銀行から電話がかかってくる可能性や対応方法などについて詳しく解説をします。
銀行振込入金時
原則として入金時に銀行から電話がかかってくることはほとんどありません。
というのも銀行振込の手続き自体はプレイヤー側が主体的に行うためです。
特にインターネットバンキングを使って入金する際には、口座名義人本人しか知り得ない情報を通じてログインした上で、さらにワンタイムパスワードなども利用しながら手続きが行われるため、銀行側が不審視して電話をかけてくることもありません。
銀行振込入金時に唯一電話がかかってくる可能性があるとすれば、ATMを使って入金する際です。
ATMを使う場合はキャッシュカードを失くして、なおかつ暗証番号が盗み見されているということもあります。
そのため面倒を避けたいというのであれば、インターネットバンキングから手続きをするのが賢明です。
なお、銀行から確認の連絡があった場合には「自分の利用で間違いありません」と回答すれば、基本的にはそのまま振込が承認されます。
銀行送金出金時
入金時と比べると出金時には銀行から電話が来る可能性があります。
銀行側は不正な資金融通に加担するわけにはいかず、着金審査を厳しく行っているためです。
とはいえ、全く銀行側から連絡を受けることもなく、そのまま口座に着金が反映していたというケースもあります。
特に銀行側から電話がかかってくる可能性が高いケースとしては、初めての出金で高額を出金しているというケースが挙げられます。
同様のケースはオンラインカジノからの直接出金ならば当然起こり得ます。
そのため銀行からの電話を受けたくない、という場合には予め少額で複数回の取引実績を作っておくのがおすすめです。
過去に取引のある振込元であれば、銀行側も不正な取引であると特に疑うことはなく、着金を承認してくれるでしょう。
銀行から電話が来た際の注意点
銀行から確認の連絡が来た際には、なるべく「オンラインカジノ」の名前は出さないようにしましょう。
オンラインカジノの名前を出すことによって、本来ならば承認される手続きも承認されなくなってしまう可能性があります。
銀行は一般企業と比べても、特にコンプライアンス意識の高い組織だけに、合法ではないオンラインカジノとの資金融通には加担したくないと考えているはずですからね。
個人情報に該当するのであまり追求されることはないと思いますが、万が一「どこからの送金か?」「どこへの送金か?」という質問を受けた際には、「知人」や「勤務先(副業の勤務先」などといった言葉でごまかすようにしましょう。
正しく答えなかったとしても、銀行は官公庁ではないため、それ以上調べることはできないので安心してください。
銀行振り込みを利用すべき人
銀行振込によるオンラインカジノの入出金には、上記のように功罪両面がありました。
そのため、「すべてのプレイヤーが絶対に銀行振込を利用すべき」ということはありません。
では、どんなプレイヤーが銀行振込を利用すべきなのか、詳しく解説していきます。
少数のオンラインカジノしかプレイしない人
1つか2つ程度のごく少数しかオンラインカジノに登録していない、という人には銀行振込による入出金がおすすめ。
なぜなら、頻繁に資金の融通を行う必要がないためです。
登録しているオンラインカジノ数が少なければ、送金スピードの遅さも、それほど気にならないでしょう。
資金管理が苦手な人
銀行振込は、資金管理が苦手な人にもおすすめ。
上述のように、通帳1冊だけで、オンラインカジノでの収支をすべて一元管理できるためです。
私は複数のクレジットカード、複数の電子決済サービスを使っていますが、確定申告が迫ってくると、本当に収支の計算が面倒ですからね。
この面倒な計算のプロセスを大部分省略できるのは、銀行振込を利用する大きな効果です。