編集ベアビック法はギャンブルの世界で高い知名度を誇る必勝法のひとつです。
実践する際の手数が多いためランドカジノには不向きですが、オンラインカジノなら気兼ねなく運用できるのでオンラインカジノユーザーにはうってつけの必勝法だといえるでしょう。
この記事ではベアビック法の概要とメリットやデメリット、効果的な組み合わせについて詳しく解説していきます。
また記事の最後ではオンラインカジノで実際にベアビック法を運用する様子を画像付きで紹介しているので、ぜひチェックしてください。
目次
ベアビック法とは
ベアビック法はルーレットに特化した必勝法です。
良ければチェックしてみてくれ。
ルーレット以外のカジノゲームに応用することはできませんが、正しく運用すれば94.5%という驚異的な確率で配当を得られます。
冒頭でも触れているように手数こそ多いですがベアビック法の仕組み自体はとてもシンプルなので、初心者でも比較的簡単に身に付けることが可能です。
ルーレットに興味がある方はもちろん、そうでない方もこの機会にぜひ覚えてみてください。
ベアビック法の賭け方
ベアビック法の賭け方を詳しく解説する前に、ルーレットの賭け方についておさらいします。
ルーレットの賭け方はインサイドベットとアウトサイドベットの2種類に大別できます。
インサイドベットとはベットエリアのうち数字が書かれている箇所に直接チップを置く賭け方の総称です。
1つの数字だけに賭けるストレートベットや2つの数字に賭けるスプリットベット、4つの数字に賭けるコーナーベットなど、ひとくちにインサイドベットといっても様々な賭け方があります。
アウトサイドベットは数字が書かれている箇所ではなく、その外側にチップを置く賭け方の総称です。
横1列の数字に賭けるコラムベットや3×4=12の数字に同時に賭けるダズンベット、赤か黒かに賭けるレッド・ブラック、17以上か16未満かに賭けるハイ・ローなど、アウトサイドベットにもさまざまな賭け方が存在します。
ルーレット盤は「1」から「36」までの数字に「0」を足した合計37箇所のエリアに分かれています。
ベアビック法は「0」を除いた36箇所のエリアのうち35箇所に同額のチップを1点ずつ、つまりストレートベットするという賭け方です。
1から36のいずれかであればどこでも好きな箇所に賭けて大丈夫ですが、賭ける場所を1ラウンドごとに変えるのが面倒であれば毎回同じ個所に賭けるか、前ラウンドで出た数字を除いた箇所に賭けることをおすすめします。
35箇所に賭ける金額がすべて同額であればチップの金額は自由に設定して構わないので、軍資金に応じて1箇所あたりのベット額を調整してください。
またベアビック法では35箇所に同額のチップをストレートベットで賭ける方法が一般的ですが、たとえば上記の画像のようにコラムベットやダズンベットを併用すれば手数を大幅に減らすことが可能です。
35箇所にチップを置くのが面倒だという方は上記の方法を試してみてはいかがでしょうか。
ベアビック法のメリット・デメリット
続いて、ベアビック法のメリットとデメリットを紹介していきます。
オンラインカジノで実際に運用する前に、メリットとデメリットを比較してベアビック法が自分に合った必勝法なのかどうか見極めてください。
メリット①とにかく勝率が高い
ベアビック法の最大のメリットはなんといってもその勝率の高さです。
94.5%もの高い勝率を誇る必勝法はベアビック法の他にないので、本当に勝てる必勝法を探している方はぜひベアビック法を実践してみることをおすすめします。
ただし1回の勝利で得られる利益はさほど大きくないため、運が悪く外れてしまったときの損失を取り戻すまでにある程度の時間がかかってしまうという点に留意しておきましょう。
メリット②資金不足に陥るリスクが小さい
マーチンゲール法などのベッティングシステムでは連敗が続くと1回あたりのベット額が膨らんでしまうので、損失を取り戻す前に資金不足に陥るリスクを孕んでいます。
しかしベアビック法は勝ち負けにかかわらず1ラウンドあたりのベット額が決まっているため、資金不足に陥るリスクはベッティングシステム系の必勝法と比べて著しく低いといえるでしょう。
ベアビック法は時間をかけて小さな利益を積み重ねていく、いわばコツコツ型の必勝法なので、堅実派のプレイヤーには特におすすめです。
デメリット①ルーレット以外のゲームには適用できない
ベアビック法の最大のデメリットはルーレット以外のカジノゲームに適用できないことです。
普段からルーレットをメインに遊ぶという方なら問題ありませんが、ルーレットが性に合わないと感じるプレイヤーには残念ながらベアビック法をおすすめすることはできません。
ただし、先述のとおりベアビック法は94.5%という高い勝率を誇る必勝法なので、楽しむのではなく利益を出すためと割り切ってプレイするのであれば実践する価値は充分にあるといえます。
デメリット②必要な手数が多い
ベアビック法では1ラウンドにつき35箇所のベットエリアにチップを置く必要があります。
コラムベットやダズンベットを駆使したとしても1ラウンドあたり13箇所にベットしなければならないので、一般的な賭け方と比べて大きな手間がかかる手法だといえるでしょう。
デメリット③ランドカジノやライブカジノで実践しづらい
上の項目と深く関わりますが、ベアビック法を運用するにはストレートベットなら35箇所、アウトサイドベットを駆使しても最低で13箇所にベットしなければなりません。
ベットエリアにチップを置くにあたって少なくない時間がかかるため、ランドカジノはもちろん、ゲームによってはライブカジノでもベアビック法の実践が難しい場合があります。
ベアビック法の運用に慣れないうちはテーブルゲームに限定して実践すると良いでしょう。
ベアビック法の効果的な組み合わせ
ベアビック法は96.5%という高い勝率を誇っていますが、5.5%の確率で予想を外してしまった場合には勝ったときに得られる利益に対して大きな損失を被ることになります。
結局のところベアビック法で勝つか負けるかは完全に運次第なので、何回も実施すればいつかは必ず負けるときが訪れます。
そんなときに有効なのが、ベアビック法と他の必勝法を組み合わせて運用することです。
マーチンゲール法
下の表はマーチンゲール法を実践した際の収支の一例を示したものです。
ラウンド数 | ベット額 | 勝敗 | 配当 | 累計収支 |
1 | $10 | 〇 | $20 | +10 |
2 | $20 | 〇 | $40 | +30 |
3 | $40 | 〇 | $80 | +70 |
4 | $80 | 〇 | $160 | +150 |
5 | $160 | × | – | -10 |
ご覧のとおりマーチンゲール法は勝つたびに賭け金を倍に増やしていくというもので、ルーレットにおけるレッド・ブラックやハイ・ローなど勝率が1/2の賭け方に適しています。
マーチンは連勝するたびに大きな利益を得ることができますが、1度負けるとそれまでに得た利益をすべて失ってしまうハイリスク・ハイリターンな戦術です。
たとえばマーチンゲール法とベアビック法を組み合わせてベアビック法で勝つたびに1箇所あたりのベット額を上げていけば、1回あたりの利益を大幅に高められます。
当然ながらその分リスクも大きくなりますが、通常のベアビック法に物足りなさを感じている方にはおすすめの組み合わせなので、ぜひ試してみてください。
65パーセント法
ルーレットにおけるコラムベットのうちいずれか2箇所に同額をベットするといったように、2/3の勝率でプレイする戦術を総称して65パーセント法と呼びます。
マーチンゲール法と比べるとリターンが少ない分リスクも小さく済むので、そのときの状況やプレイスタイルに合わせて使い分けると良いでしょう。
下の表は下の表は65パーセント法における収支の一例を示したものです。
ラウンド数 | ベット額 | 勝敗 | 配当 | 累計収支 |
1 | $20 | 〇 | $30 | +10 |
2 | $20 | 〇 | $30 | +20 |
3 | $20 | × | – | 0 |
4 | $20 | × | – | -20 |
5 | $20 | × | – | -40 |
たとえば65パーセント法の運用中に連敗が続いて大きな損失を出してしまったというとき、1度だけベアビック法を実践して予想を的中させれば連敗で被った損失をピンポイントで補填できます。
もちろん65パーセント法のままベット額を上げて損失の補填を試みても良いですが、ベアビック法ならより高い確率で損失を取り返すことが可能です。
ルーレットにおける代表的な必勝法ということで65パーセント法を例にとって解説しましたが、65パーセント法に限らずベアビック法はアイデア次第で様々な使い方ができるので、ぜひ色々な方法を試してみてください。
ベアビック法が有効なゲーム
上でも解説しているように、ベアビック法はルーレットでしか使うことができません。
必然的にベアビック法が有効なゲームはルーレット1択となりますが、ルーレットの中にもベアビック法に向いているものとそうでないものがあります。
ルーレットは大きくヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットの2種類に分類できます。
基本的なルールはどちらも同じですが、ヨーロピアンルーレットが「1」から「36」の数字に「0」を足した合計37箇所に分かれているのに対し、アメリカンルーレットは「1」から「36」に「0」と「00」を足した38箇所に分かれています。
たった1箇所の違いですが、ベットエリアが少ないほど勝率が高くなり、損失を被るリスクも小さく済むので、ベアビック法を実践する際は必ずヨーロピアンルーレットを選ぶようにしてください。
ベアビック法をシミュレーション
それではオンラインルーレットで実際にベアビック法を運用してみましょう。
ベアビック法を実践するにあたって最初に考えなければならないのが1箇所あたりのベット額です。
何度も述べているようにベアビック法では1ラウンドにつき35箇所ずつベットをおこなうため、仮に1箇所あたり$1だとしても1ラウンドごとに$35のベットが必要となります。
ここでは分かりやすさを優先して1ラウンドに$35、つまり1箇所につき$1ずつベットしていきますが、感覚を掴むまではそのゲームのMINベット額を賭けるようにすると良いでしょう。
次は「0」を除いた「1」から「36」のどこに賭けていくのかですが、1ラウンド目は「1」以外の数字にベットして、以降は前のラウンドに出た目を除いた場所にベットしていくこととします。
ここではベッティングの手間を簡略化するためにコラムベットを併用しながらチップを置いていきます。
アウトサイドベットを併用する場合、アウトサイドベットエリアには1箇所あたりのベット額の12倍の金額をベットしてください。
ベットが終わったら「スピン」ボタンをクリックしてプレイ開始です。
ルーレットの出目は「6」でした。
予想が的中し、1箇所あたりのベット額の36倍、つまり$36の配当を獲得しました。
1ラウンドあたりのベット額が合計$35なので、1ラウンド目に得た純粋な利益は$1です。
ラウンド数 | 合計ベット額 | 勝敗 | 配当 | 純利益 | 累計収支 |
1 | $35 | 〇 | $36 | $1 | +1 |
「$35もベットしたのにたった$1の利益しか出ないの?」と思う方もいるかもしれませんが、94.5%という勝率を考えれば妥当な金額だといえるでしょう。
上で述べたとおり、2ラウンド目では1ラウンド目の出目である「6」以外の場所に$1ずつストレートベットをおこなっていきます。
2ラウンド目も予想が的中し、$36の配当を獲得しました。
ラウンド数 | 合計ベット額 | 勝敗 | 配当 | 純利益 | 累計収支 |
1 | $35 | 〇 | $36 | $1 | +1 |
2 | $35 | 〇 | $36 | $1 | +2 |
理論上は37ラウンドをプレイして、そのうち35回は利益が出る計算なので10回以上勝ち続けることも珍しくありません。
しかし1度負けただけで35ラウンド分の利益を相殺するほどの損失が出てしまうので、決しては無理はせず、そろそろ危ないかなと感じたら速やかにベアビック法の運用を中止しましょう。
3ラウンド目も前のラウンドの出目を除いた35箇所に$1ずつベットしていきます。
今回も難なく$36の配当を獲得することができました。
ラウンド数 | 合計ベット額 | 勝敗 | 配当 | 純利益 | 累計収支 |
1 | $35 | 〇 | $36 | $1 | +1 |
2 | $35 | 〇 | $36 | $1 | +2 |
3 | $35 | 〇 | $36 | $1 | +3 |
次も同じようにベットを続けても良いのですが、少しじれったくなってきたので、ここでベット額を大幅に増やしてみたいと思います。
1箇所あたり$25、すなわち1ラウンドあたりのベット額は合計$875となりますが、勝てば1度に$25の利益を得られる計算です。
負けたら$875の損失になると考えるとつい尻込みしてしまいそうになりますが、94.5%の確率で勝てるわけですから、ここは強気にいきましょう。
見事に予想的中。
$900の配当を獲得しました。
ラウンド数 | 合計ベット額 | 勝敗 | 配当 | 純利益 | 累計収支 |
1 | $35 | 〇 | $36 | $1 | +1 |
2 | $35 | 〇 | $36 | $1 | +2 |
3 | $35 | 〇 | $36 | $1 | +3 |
4 | $875 | 〇 | $900 | $25 | +28 |
このままベアビック法を続けても良いですが、4ラウンドで危なげなく$28の利益を得ることができたので、欲をかかずにこれで終わりとしておきましょう。
ベアビック法×マーチンゲール法
続いて、上の見出しで説明したベアビック法とマーチンゲール法の組み合わせを実践してみたいと思います。
具体的な掛け方は、ベアビック法で勝つたびに賭け金を倍に増やしていくという形です。
このやり方では通常のベアビック法以上に勝ち逃げすることが大切になってくるので、目先の利益に流されずに止めどきをしっかりと見極めるように心がけましょう。
まずは1箇所あたり$1ずつベットしていきます。
無事に利益を得ることができました。
ラウンド数 | 合計ベット額 | 勝敗 | 配当 | 純利益 | 累計収支 |
1 | $35 | 〇 | $36 | $1 | +1 |
次は1箇所あたり$2、合計$70をベットします。
今回も危なげなく利益を獲得できました。
ラウンド数 | 合計ベット額 | 勝敗 | 配当 | 純利益 | 累計収支 |
1 | $35 | 〇 | $36 | $1 | +1 |
2 | $70 | 〇 | $72 | $2 | +3 |
3ラウンド目は1箇所あたり$4、1ラウンドの合計ベット額は$140となります。
予想的中で$144の配当を獲得です。この調子でどんどん利益を大きくしていきましょう。
ラウンド数 | 合計ベット額 | 勝敗 | 配当 | 純利益 | 累計収支 |
1 | $35 | 〇 | $36 | $1 | +1 |
2 | $70 | 〇 | $72 | $2 | +3 |
3 | $140 | 〇 | $144 | $4 | +7 |
4ラウンド目の1箇所あたりのベット額は$8になります。
ここまでくると正直にいってベッティングが少々面倒ですが、テーブルゲームなら誰かに気兼ねすることなくチップを置いていけるので、問題はありません。
4ラウンド目も無事に配当を獲得することができました。
ベット額が大きくなると予想が外れた際のリスクも高くなりますが、その分得られる利益も大きくなるので、常にリスクとリターンのバランスを考えながらプレイしましょう。
ラウンド数 | 合計ベット額 | 勝敗 | 配当 | 純利益 | 累計収支 |
1 | $35 | 〇 | $36 | $1 | +1 |
2 | $70 | 〇 | $72 | $2 | +3 |
3 | $140 | 〇 | $144 | $4 | +7 |
4 | $280 | 〇 | $288 | $8 | +15 |
次はベット額が一気に大きくなり、1ラウンドあたりの合計額は$560にまで膨れ上がります。
今回も難なく利益を獲得することに成功しました。
このまま続けたいところですが、次のラウンドでは合計ベット額がゲームの最大ベット額を超えてしまうため、ここで終了とします。
ラウンド数 | 合計ベット額 | 勝敗 | 配当 | 純利益 | 累計収支 |
1 | $35 | 〇 | $36 | $1 | +1 |
2 | $70 | 〇 | $72 | $2 | +3 |
3 | $140 | 〇 | $144 | $4 | +7 |
4 | $280 | 〇 | $288 | $8 | +15 |
5 | $560 | 〇 | $576 | $16 | +31 |
結果として、5ラウンドで$31の利益を得ることができました。
当初のベット額でベアビック法を続けていた場合、$31の利益を得るためには31ラウンド勝ち続ける必要があります。
いくら勝率が高いといってもベアビック法で31回も勝ち続けることは非常に難しいといえるでしょう。
ベアビック法とマーチンゲール法の組み合わせは一見するとリスクが高まるように思えますが、止めどきをしっかりと見極めることができれば、むしろ通常のベアビック法よりも安全に利益を得ることが可能です。
まとめ
ベアビック法は94.5%という驚異的な勝率を誇る必勝法です。
ルーレットでしか使うことができないというデメリットはありますが、ここまで高い確率で利益を得られる必勝法はビアビック法をおいて他にないといえるでしょう。
基本的にベアビック法はローリスク・ローリターンの戦術ですが、使い方次第では1度に大きな利益を得ることも可能です。
アイデア次第でさまざまな使い方が可能な応用性の高い必勝法なので、この機会にぜひ覚えておいてください。