ダブルココモ法はルーレットのダズンベットとコラムベットで使うことを前提に考えられたベッティングシステムです。
この記事ではダブルココモ法のメリットやデメリット、具体的な使い方について詳しく解説していきます。
ダブルココモ法はそのベースとなったココモ法のデメリットを解消した優れた攻略法なので、ぜひ参考にしてください。
目次
ダブルココモ法とは
ダブルココモ法はベット額を調整して利益を確保することを目的としたいわゆるベッティングシステムの1種です。
ココモ法と呼ばれる古典的な必勝法をベースにいくつかの改良が加えられています。
ダブルココモ法を理解するには、そのベースとなったココモ法について知っておく必要があります。
ココモ法を知らずにダブルココモ方は理解できないぞ。
ココモ法の原理は連続して負けるたびに賭け金を一定の法則に沿って増やしていくというものです。
連敗によって生じた損失を1度勝つだけですべて帳消しにできるという優れた効果が期待できますが、賭け金の増え幅が大きいため連敗があまりに続くと損失を回収する前に資金が底をついてしまう恐れがあるというデメリットがあります。
ココモ法は配当が3倍の賭け方に1箇所だけベットする場合に用います。
ダブルココモ法ではその名のとおり毎回2箇所ずつベットしていくためココモ法よりも勝率が高く、また賭け金の増え幅も緩やかです。
ダブルココモ法の使い方
ダブルココモ法はココモ法と同様に3倍配当の賭け方、具体的にはルーレットのダズンベットおよびコラムベットで用いることを前提に考えられたシステムです。
賭け方としてはダズンベットまたはコラムベットのうち2箇所に賭けるだけなのでそう難しいことはありません。
しかし、ベット額の計算が少々ややこしいので間違えないように注意してください。
ダブルココモ法のルールを分かりやすく箇条書きにすると、以下のようになります。
- ダズンベットもしくはコラムベットのいずれか2箇所に同じ金額をベットする
- 予想が外れた箇所の賭け金を増やし、的中した箇所の賭け金を当初の金額に戻す
- 賭け金を増やすとき、ベット額は常に前ラウンドと前々ラウンドの合計値とする
- 収支がゼロになるか利益が出たらその時点でダブルココモ法の適用を中止して、続ける場合は最初からやり直す
文章だけでは分かりづらいかもしれないので、ここからは画像を交えてダブルココモ法の具体的な使い方について解説していきます。
上の画像の赤枠で囲んだベットエリアがダズンベットとコラムベットです。
ダブルココモ法では3箇所あるベットエリアのうち2箇所にそれぞれ同じ金額をベットします。
どちらも「0」を除くルーレット盤の数字を1/3ずつ区切ったものなので、ダブルココモ法では常に2/3、すなわち約66.7%の勝率がある計算になります。
仮にダズンベットの「1st12」と「2nd12」に$1ずつベットするとしましょう。
予想を外して「3rd12」の目が出た場合、再度「1st12」と「2nd12」に$1ずつベットします。
最初にいずれかの予想が当たれば、その時点で$3-$2=$1の利益が出る計算となるので、ダブルココモ法をリセットして最初からやり直してください。
次のラウンドで「1st12」と「2nd12」のいずれか(ここでは仮に「1st12」としておきます)が当たった場合には、予想が外れた「2nd12」のベット額を倍の$2に増やし、予想が的中した「1st12」は賭け金をそのままで次のラウンドに進みます。
次に「1st12」の目が出た場合には「2nd12」のベット額を前ラウンドと前々ラウンドの賭け金の合計額である$3に増やし、「1st12」の賭け金を$1に戻してください。
どちらも外れた場合は「1st12」の賭け金を$2、「2nd12」の賭け金を$3に増やします。
「2nd12」の目が出ると$6-$4=$2の利益を得られるため、この時点でダブルココモ法はリセットとなります。
ダブルココモ法のメリット
ここではダブルココモ法のメリットについて解説していきます。
ダブルココモ法を実践する前にぜひ目をとおしておいてください。
勝率が高い
上で触れているように、ダブルココモ法はダズンベットもしくはコラムベットの3箇所あるベットエリアのうち2箇所にベットします。
およそ66.7%という高い確率でなんらかの配当を獲得することが可能です。
ダブルココモ法ではゲームの流れによってそれぞれの賭け金が異なるため、配当を獲得したからといって必ずしも利益になるとは限りません。
しかし収益がプラスにならなかったとしても配当を得た分だけ損失が小さくなるので、勝率の高さはダブルココモ法の大きなメリットだといえるでしょう。
ベット額の増え幅が緩やか
ダブルココモ法のベースとなったココモ法では、たとえば最初のベット額が$1なら$1→$2→$3→$5→$8→$13といったように、常に前ラウンドと前々ラウンドの賭け金の合計額をベットする必要があります。
そのため連敗するたびに賭け金がかさんでしまいます。
ダブルココモ法もココモ法と同じく、前ラウンドと前々ラウンドの賭け金の合計額がそのラウンドのベット額となります。
たとえばダズンベットの「1st12」と「2nd12」に賭けたときに「1st12」の目が出た場合、「2nd12」の賭け金は増えますが「1st12」の賭け金が次のラウンドで当初のベット額に戻るため、ココモ法と比べてベット額の増え幅は緩やかです。
ベット額の増え幅が大きいと連敗が続いたときに資金がパンクするリスクが高くなってしまうので、ダブルココモ法はココモ法よりも低リスクな攻略法だといえます。
ダブルココモ法のデメリット
続いて、ダブルココモ法のメリットについて解説します。
メリットの項目と併せて、ダブルココモ法を実践する前にぜひチェックしてください。
賭け金の計算が複雑
ダブルココモ法では常に2箇所のベットエリアに並行してベットする必要があります。
ベット額の増え方はココモ法と同じですが、ゲームの展開によってはベット額の計算が複雑になる場合もあるので、慣れないうちはなるべくメモをとるようにすると良いでしょう。
使えるゲームが少ない
ダブルココモ法は3倍配当のゲームで用いることを前提に作られたベッティングシステムであるため、3倍配当以外のゲームで利用することは原則として不可能です。
3倍配当の賭け方があるゲームは意外と少なく、代表的なカジノゲームではルーレットにおけるダズンベットおよびコラムベットくらいのものなので、いろいろなカジノゲームで使える攻略法を探しているという方にはおすすめできません。
ダブルココモ法でルーレット攻略シミュレーション
それでは実際のゲームでダブルココモ法を実践していきます。
まずは$1を1ユニットとして、ダズンベットの「1st12」と「2nd12」に$1ずつベットします。
結果は外れでした。
1 ラウンド目が外れだったので、引き続き「1st12」と「2nd12」に$1ずつベットしていきます。
今回も外れでした。
確率でいえば2ラウンドもプレイすれば何らかの配当を獲得できる計算になるので、ダブルココモ法で2回連続で外れるのはどちらかといえば珍しい部類に入るといえるでしょう。
3ラウンド目では、前ラウンドと前々ラウンドの賭け金を足して「1st12」と「2nd12」のベット額を$2に増やします。
「2nd12」の目が出て、$6の配当を獲得しました。
累計収支はマイナスのままなので、このままダブルココモ法を続行します。
4ラウンド目。先ほど当たった「2nd12」の賭け金を$1に戻し、「1st12」の賭け金を$2+$1=$3に増やします。
今回も配当を獲得しましたが、当たったのは賭け金の少ない「2nd12」の方だったため、収支は未だマイナスのままです。
続く5ラウンド目。「2nd12」の賭け金は$1、「1st12」の賭け金は$3+$2=$5としてプレイを続行します。
賭け金の上がった「1st12」の目が出ました。$15の配当を獲得して収支がプラスに転じたので、ダブルココモ法はここで終了です。
結果
今回のシミュレーションの結果をまとめると以下のようになります。
ラウンド | 賭け金 | 勝敗 | 収支 | 累計収支 |
1 | $2 | × | -2 | -2 |
2 | $2 | × | -2 | -4 |
3 | $4 | ○ | +2 | -2 |
4 | $4 | ○ | -1 | -3 |
5 | $6 | ○ | +9 | +6 |
ダブルココモ法の実践によって、5ラウンドで$6の利益を得ることができました。
5分に満たないプレイ時間にしては上々の結果だといえるでしょう。
理論上の勝率からよほど逸脱しない限り、かなり高い確率で利益を確保することができるので、ぜひ1度試してみてください。