日本の法律ではカジノは禁止されていますが、オンラインカジノはカジノが合法である国に拠点を置いてあります。今の日本の法律の場合、国内からオンラインカジノへアクセスし、入金して遊ぶ行為(賭博)は違法とされています。
オンラインカジノなどの賭博場を経営する場合において合法の国であれば、運営自体は問題になりません。
しかしそうなると、日本からのプレイでは「日本の法律で保障されない」ということ。
オンラインカジノは、日本国外の法律に基づいて運営しているため、不安に思うかもしれません。
入金してみたは良いけれど、勝ってもちゃんと出金できるのでしょうか?また、返金はできるのでしょうか?
この記事では、特にオンラインカジノの返金について考えてみたいと思います。
目次
返金処理の前に、やるべきこと
返金手続きをする大前提として、オンラインカジノから出金する場合には2つの条件があります。
1つはオンラインカジノ用の口座が必要なこと、2つ目は初回の出金時には本人確認書類の提出が必要なことです。
どちらとも済んでいないと返金はおろか、通常の出金も出来ません。
オンラインカジノ用の口座を用意する
入金はクレジットカードから対応しているサイトも多いですが、逆にクレジットカードへの出金は基本的に不可です。
また、最近は銀行口座の振り込みに対応しているオンラインカジノもありますが、電子決済サービス等の口座があると便利です。
お金の流れとしては
- オンラインカジノへ入金
- カジノへ出金(返金)依頼
- カジノ用口座へ出金(返金)
- カジノ用口座から銀行口座などへ出金
となります。
カジノ専用の決済口座にはエコペイズがおすすめです。
本人確認書類の提出(初回出金時)
同系列のカジノサイトや本人確認不要のオンラインカジノで遊戯している場合などを除き、初めて出金する場合には必ず本人確認書類の提出が必要となります。
本人確認書類とは顔写真付きの身分証明書と、住所が確認できる公共料金の請求書などです。
オンラインカジノで返金されるパターン
前述のオンラインカジノ専用の決済口座があること、本人確認書類を提出していることを踏まえた上で、返金されるパターンを説明します。
ゲームのエラーでベットした金額が無くなった場合
オンラインカジノで遊戯中にフリーズなどで強制終了してしまうと、再開時には続きから始まるようになっています。
しかし、稀に賭け金額が無くなってしまうケースも存在します。
その場合は、各カジノのライブチャットなどの問い合わせ窓口に相談すれば返金されるケースあります。
しかし、エラー内容によっては調査に数日以上の時間がかかる場合もあります。
何回かページを更新してリロードするだけでも途中から始まることがあるため、相談する前に試してみましょう。
入金後、ゲームをプレイする前の場合
基本的には、オンラインカジノは入金してしまうと入金額以上ベットしないと引き出しは出来ない…という決まりがあります。
ですが、理由によってはゲームをプレイする前なら返金が可能な場合があります。
例えばデモプレイで面白いゲームがあったので入金したとします。
しかし、いざリアルマネーでプレイしようとすると、そのゲームが無かった…。
遊ぶゲームが無いから返金したい…このような理由なら返金されるパターンもあり得ます。
歴史が長いオンラインカジノなどでは、リアルマネーでは無くなっているがデモプレイではそのゲームがプレイ出来るようになったまま放置されている、といったこともあります。
オンラインカジノで返金できないパターン
実際は返金できないパターンのほうが圧倒的に多いです。
というのも、カジノ側はマネーロンダリングに利用されるケースなどを警戒しているからです。
また、入出金時にプレイヤーにキャッシュなどに変更出来るポイントが入るカジノ口座やオンラインカジノも存在します。
こちらも入金と返金を繰り返されてしまうと、カジノ側がポイントを出した分の赤字になってしまう訳ですね。
そのため、返金については各オンラインカジノの規約などに厳しく記載があります。
入金後に少しでも遊戯してしまった場合
入金後に少しでも遊戯してしまったパターンでは、返金は出来ません。
当たり前ですが、ギャンブルとして賭けてしまったので、失ったとしてもお金は戻っては来ません。
また、出金するには入金額以上賭ける必要があるため、必要以上にお金は入金しないようにしましょう。
ボーナスを付与して遊戯した場合
オンラインカジノでは、特に初回入金時などでは入金額に対して「100%ボーナス」などの付与を行っているサイトが多いです。
ですが、出金するためには「入金額の40倍以上をゲームで賭ける必要がある」「ボーナス額の40倍以上をゲームで使う必要がある」などの条件が付いています。
今回のケースなら100ドルの40倍で4,000ドル以上を賭ける必要がありますね。
ボーナスを申請して貰った時点でこのような足かせが付いてしまうので、よく考えてから使いましょう。
また、入金不要ボーナスとして登録だけで貰えるボーナスを配布しているオンラインカジノもありますが、これらは入金していないので、当然返金はできません。
入金不要ボーナス自体もそうですが、入金不要ボーナスからの勝利金も返金することはできませんのでご注意ください。
オンラインカジノで返金された事例や考察
私が実際に友人から聞いた事例を紹介します。
やりたいゲームが無い、という理由で返金
あるオンラインカジノでの出来事です。
友人はカジノへ100ドルを入金後、ライブチャットで申請をして100%入金ボーナスを付与しました。キャッシュ100ドル+ボーナス分100ドルです。
そのサイトではイギリス式のブラックジャックである「ポンツーン」を好んでプレイしていたらしいのですが、いざプレイしようとした際に「ポンツーン」が消えていることに気づいたそうです。
突然無くなっていたのでライブチャットで「ポンツーンはプレイ出来ないのでしょうか?」と質問したところ、「今はプレイ不可能です」との回答を得ました。
友人は「ポンツーンがプレイ出来ないなら返金してほしいです。」と頼みました。
結果、100%入金ボーナスを申請していましたが、ゲームプレイ前だったためボーナス100ドルを外してもらい、100ドル分を返金してもらうことが出来たそうです。
返金交渉の可能性が高まる方法
本来ならば、今回のケースでは遊びたいゲームが存在するか調べてから入金しなかった私側にも非があるかもしれません。
しかし、理由が無いよりかは何がしか理由があったほうが通ることもあります。
また、入金額が低額の方が応じてくれる可能性が高いです。
1,000ドル以上の入金の返金は、よっぽどの理由が無い限り応じてくれないかもしれません。
しかし、返金してもらえるにしろ入金時の手数料までは返金されないため、最も良い解決方法は入金しないことかもしれません。
あるオンラインカジノのフリースピン購入で60$で購入したやつが180$で購入されており60$の証拠画像もあるのですが返金対応に半月たってもまだ解決していません。
最悪です。