ここ最近、仮想通貨での決済が可能なオンラインカジノ(オンカジ)が急速に増えてきました。その利便性やセキュリティも高く、非常に注目度が高まっています。
この記事では、仮想通貨での決済に対応しているオンラインカジノ(オンカジ)について、利用可能な通貨やメリットとデメリット、さらにおすすめのオンラインカジノ(オンカジ)を紹介しています。
是非参考にしてください。
仮想通貨(ビットコイン)対応オンラインカジノランキング
仮想通貨(ビットコイン)が利用可能なオンラインカジノのうち、おすすめのサイトを10社紹介します。
【第10位】トラストダイス
仮想通貨入金可能額 | 上限なし |
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仮想通貨出金可能額 | 1週間:1BTC/1か月:3BTC |
仮想通貨入出金手数料 | 入出金ともに無料 |
対応仮想通貨 | ビットコイン、テザー、イーサリアム、イオス |
その他決済方法 | クレジットカード(マスターカード)、Apple Pay |
トラストダイスではゲームでベットを行うと、サイト内独自の仮想通貨であるTXTというコインをマイニングすることができます。
TXTは、他のオンラインカジノで言うところのリベートのようなものです。
しかしトラストダイスのTXTには、毎日配当が発生するという特徴があります。
TXTはいつでも出金可能ですが、出金せずに貯めておけば、そこに配当がどんどん発生し、勝手に資金が増えていくということになります。
つまり完全なる不労所得です。
トラストダイスなかなかおもろいな、TXTの仕組みが斬新
— ほぼ泉忠司 (@izumin_scam) June 10, 2020
延べ数百以上ものオンラインカジノが日本市場に進出してきましたが、配当が発生するというシステムは恐らくトラストダイス以外にはないでしょう。
決済オプションがかなり少なく、若干の利用しづらさがあるのは難点ですが、高額のベットを行いたいプレイヤーにとって、美味しいオンラインカジノであることは間違いないです。
【第9位】1x bit
仮想通貨入金可能額 | 上限なし |
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仮想通貨出金可能額 | 上限なし |
仮想通貨入出金手数料 | 無料 |
対応仮想通貨 | ビットコイン、ライトコイン、ドージコイン、ダッシュ、イーサリアム、モネロ、Zキャッシュ、ゲームクレジット、ネム、シブコイン、デジバイト、ビットコインゴールド、ビットコインキャッシュ、イーサリアムクラシック、バイトコイン、ビットシェアーズ、リップル、ヴァージ、ストラティス、クオンタム、USDコイン、パックス、テザー、トロン |
その他決済方法 | なし |
仮想通貨特化型のオンラインカジノということで、仮想通貨の種類は豊富ですが、他の決済方法はありません。
1xbitが特に優れているのは、何と言っても業界最高級のウェルカムボーナス。
初回から5回目までの入金が対象で、なんとトータルで7BTCというボーナスを受け取ることができます。
参考までに、本記事執筆時点でのビットコイン価格は1BTC=約113万円。
つまり1xbitではウェルカムボーナスとして791万円相当を貰えてしまうという訳です。
これだけビッグなボーナスが用意されていると、法定通貨のボーナスが雀の涙程度に感じられてしまいますね。
ボーナス金額が高額になる分もちろん出金条件も厳しくなりますが、とにかく高額のボーナスを得たいという方には、1x bitがおすすめです。
【第8位】カジノエックス
仮想通貨入金可能額 | 9999万9999円 |
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仮想通貨出金可能額 | 200万円 |
仮想通貨入出金手数料 | 無料 |
対応仮想通貨 | ビットコイン、ライトコイン、リップル、イーサリアム |
その他決済方法 | クレジットカード(JCB、VISA、マスターカード、American Express、DISCOVER、ベガウォレット、アイウォレット、エコペイズ |
カジノエックスでは入金額2000円相当につき、1枚の宝くじ券を獲得できます。
そしてその宝くじの抽選は毎週月曜日に行われ、賞金をゲットできるチャンスです。
仮想通貨を使って高額の入金をすれば、それだけチャンスが広がることになります。
そのほか、カジノエックスはプロモーションも豊富。
特に一定のプレイ実績を積んだプレイヤーに進呈される入金フリースピンは、スピンバリューが最低でも100円相当、高い時には600円相当になることもあるため、非常にお得です。
【第7位】賭けっ子リンリン
仮想通貨入金可能額 | 100万円 |
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仮想通貨出金可能額 | 100万円 |
仮想通貨入出金手数料 | 無料 |
対応仮想通貨 | ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ビットコインSV、USDT、トロン |
その他決済方法 | クレジットカード(JCB、マスターカード、ダイナース、ディスカバー)、ベガウォレット、エコペイズ、スティックペイ |
賭けっ子リンリンは、ビットコインSVやトロンといった珍しい仮想通貨にも対応しているオンラインカジノです。
近年、多くのオンラインカジノがこぞって仮想通貨を導入していますが、賭けっ子リンリンはかなり初期段階から仮想通貨決済に対応していました。
1賭けっ子リンリンは一見スポーツベットメインで作られているように感じますが、かなりカジノ部門にも手が込んでいます。
ゲームの総数は2000以上を揃えており、スロットを中心に名作ゲームは外していません。また、賭けっ子リンリン専用のライブテーブルもいくつか用意されています。
そして、カジノ部門及びスポーツベット部門の双方で、毎日様々なプロモーションが用意されているのも大きな魅力です。
【第6位】エルドアカジノ
仮想通貨入金可能額 | 制限なし |
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仮想通貨出金可能額 | 制限なし |
仮想通貨入出金手数料 | 無料 |
対応仮想通貨 | ビットコイン |
その他決済方法 | クレジットカード(VISA・マスターカード)、エコペイズ、スティックペイ |
エルドアカジノは特にハイローラーにおすすめしたいビットコイン対応のオンラインカジノです。
ビットコインの入出金は光のような速さで出金が完了します。
どれだけ高額の賞金を出金するとしても即時完了するため、出金待機のストレスがありません。
2020年8月、旧パイザカジノ時代にはアカウントから第三者の仮想通貨ウォレットに資金が不正に流出したということもありました。
【拡散希望】
パイザカジノ
自分のアカウント泥棒に入られ
ビットコイン引き出しで
14万円盗まれました。サポートは口座は自分で管理しろとの事。
ビットコイン引き出しは緩いっぽい。皆さんアカウント管理、対策取って
自分みたいにならない様、注意して下さい‼️なんでポピン祭りの最中に!😭 pic.twitter.com/32yROxG6QA
— ブンチチ (@88bunchichi) August 6, 2020
ハッキングされた事例を見ると恐怖感を抱く人も多いと思いますが、実は心配ありません。
エルドアカジノではアカウントの二段階認証の設定が可能なためです。
二段階認証を設定しておくと、仮にIDとパスワードが流出してしまったとしても問題ありません。
その他毎日稼げるローリングチップ(リベートボーナス)など、様々な魅力がエルドアカジノにはあります。
【第5位】ベラジョンカジノ
仮想通貨入金可能額 | 5万ドル |
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仮想通貨出金可能額 | 10万ドル |
仮想通貨入出金手数料 | 無料 |
対応仮想通貨 | ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ |
その他決済方法 | クレジットカード(VISA・マスターカード・JCB・American Express)、マッチベター、エコペイズ、ベガウォレット、ポイントカップ、銀行送金(出金のみ) |
ベラジョンカジノで仮想通貨を使うと、入金は最高5万ドル、出金は最高10万ドルと超高額の決済も一度に済ませることができます。
期間あたりの決済上限も、自分で自己規制を設定しない限りはありませんので、ハイローラーには特におすすめです。
ご存知ですか? ベラジョンでの入出金に★ビットコイン★をはじめとする仮想通貨が使えちゃうんです! 詳しくはコチラ
詳しく読む 👉 https://t.co/MyhvRujpol#ベラジョン #ビットコイン #暗号通貨 #仮想通貨 pic.twitter.com/inVmGYwf6o— ベラジョン ★公式★ (@Japan_VeraJohn) June 11, 2020
他のオンラインカジノと比べて特別尖っているという特徴はありませんが、日本で最も多くのプレイヤーが利用しているということで、その信頼度の高さが伺えますね。
私も長くベラジョンカジノを利用していますが、ただの一度もトラブルが生じたことはなく、常に快適です。
【第4位】ビットスターズ
ビットコインウォレットからビットコインで入金する場合には、一切為替手数料も発生しません。
仮想通貨入金可能額 | 上限なし |
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仮想通貨出金可能額 | 上限なし |
仮想通貨入出金手数料 | 無料 |
対応仮想通貨 | ビットコイン、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リップル、イーサリアム |
その他決済方法 | クレジットカード(VISA、マスターカード)、エコペイズ、マッチベター |
ビットスターズでプレイするならば、絶対にビットコインでの入金がおすすめ。
というのも、2回目から5回目の入金の際にはウェルカムボーナスとして、最大5BTC分のボーナスをもらえるためです。
日本円で入金した場合の最高金額は5万円なので、実質的な価値はおよそ100倍近くあることになります。
業界の中でもボーナスボリュームはトップクラスと言えるでしょう。
【第3位】ミスティーノカジノ
仮想通貨入金可能額 | 5000ドル |
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仮想通貨出金可能額 | 5000ドル |
仮想通貨入出金手数料 | 無料 |
対応仮想通貨 | ビットコイン、ライトコイン、リップル、イーサリアム |
その他決済方法 | クレジットカード(VISA、マスターカード)、スティックペイ、エコペイズ、マッチベター、ベガウォレット、ジェットオン |
ミスティーノは仮想通貨4種類での入出金が可能です。
入金時に円建ての金額が表示されるという点が個人的に魅力を感じています。
こうやって表示してくれると、クレジットカードなどで入金エラーになる可能性も低いですよね。
ただし、何と言ってもミスティーノの魅力は毎日の入金で貰えるフリースピン。
日替わりで様々なスロット機種のフリースピンを貰うことができるため、毎日異なるビデオスロット機種を無料でプレイすることができます。
そしてそのフリースピンからの勝利金には、出金条件が一切かかりません。
ボーナス金額は決して大きくないものの、出金しやすさは紛れもなく業界ナンバーワンと言っても良いでしょう。
仮想通貨ウォレットに多くの資金がある人は、ちょこちょことミスティーノに入金しながら無料のフリースピンで資金を増やしていくのがおすすめです。
ただし、ミスティーノは色々とトラブルが生じやすいので、ご利用の際は十分その点を注意してください。
【第2位】インターカジノ
仮想通貨入金可能額 | 5万ドル |
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仮想通貨出金可能額 | 10万ドル |
仮想通貨入出金手数料 | 無料 |
対応仮想通貨 | ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコイン、リップル |
その他決済方法 | クレジットカード(VISA、マスターカード、JCB、American Express)、マッチベター、エコペイズ、ベガウォレット |
インターカジノではクレジットカード入金とは違い、仮想通貨での入金手数料が一切かかりません。
インターカジノで嬉しいのは出金可能額で、仮想通貨ならば1回あたり最高10万ドルという金額を出金できます。
インターカジノにはリベートボーナスがないものの、ベット実績に応じて獲得できる「クレジットポイント」という制度があります。
このクレジットポイントを貯めることで、フリースピンやスピンクレジット、ボーナス、出金条件1倍のキャッシュなどと交換が可能。
プレイすればするほど、どんどん楽しみ方の幅が広がるというのが大きな特徴です。
仮想通貨を中心にボーナスを含めた総合的な判断で2位としているぞ。
【第1位】BCGAME
仮想通貨では約120種類での入金が可能で、円などの法定通貨での入金も可能です。さらにはサイト内での暗号通貨の購入も可能となっており、非常に使いやすいカジノになっていますよ。しかもmNFTにも対応しています!
仮想通貨入金可能額 | 上限なし |
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仮想通貨出金可能額 | 上限なし |
仮想通貨入出金手数料 | 無料 |
対応仮想通貨 | ビットコイン、イーサリアム、テザー、バイナンスコイン、ソラナ、ライトコイン、リップル、ドージコイン、ビットコインキャッシュ、ポルカドットなど120種 |
その他決済方法 | ベガウォレット、クレジットカード(仮想通貨購入) |
最近では増えてきているカジノサイト内で暗号通貨を購入できる機能がBCGAMEでも可能です。仮想通貨はクレジットカードでの購入が可能になっています
多数の仮想通貨に対応しており、融通が効く次世代オンカジとして世界中で注目が集まっています。
加えて、ボーナスの独自の出金条件やアンロックなども、従来のオンカジにはない利便性で人気となっています。
オンラインカジノで使える仮想通貨
オンラインカジノで利用できる仮想通貨としては、以下のような種類があります。
- ビットコイン
- ビットコインSV
- イーサリアム
- リップル
- ライトコイン
- ビットコインキャッシュ
- ドージコイン
- イオス
どの種類の仮想通貨が利用できるかは、オンラインカジノによりけりです。
ちなみにマルタ共和国のライセンスを取得しているオンラインカジノの場合、仮想通貨決済は導入できないようです。
ライセンスが理由で、ベラジョンカジノとインターカジノは2020年1月にライセンスをオランダ領キュラソー島に変更したという情報もあります。
実際に、カジノシークレットやギャンボラカジノ、ミスティーノなど、マルタ共和国ライセンスの場合、仮想通貨は導入されていません。
ビットコインが一番使いやすい
仮想通貨のうち、最も使えるのはビットコインでしょう。
仮想通貨対応のオンラインカジノならば、ほぼすべてビットコインを利用することができます。
ビットコインほどでなくても、イーサリアム、リップル、ライトコインも比較的幅広いオンラインカジノで利用可能です。
オンラインカジノで仮想通貨を使うメリット
オンラインカジノの入出金に仮想通貨を使うメリットを紹介します。
手数料が無料、もしくは格安
仮想通貨を使った決済は、ほぼすべて手数料が無料です。
入金出金ともに、無駄な手数料を取られる心配がありません。
繰り返し入出金を行う場合、手数料が積み重なると結構大きな負担になりますからね。
オンラインカジノ内で仮想通貨を利用できる場合には、為替手数料も一切かかりません。入金した金額を満額利用することができます。
入出金の双方に対応している
仮想通貨は、オンラインカジノへの入金のみならず出金も行うことができます。
例えばクレジットカード入金の場合、クレジットカードへの出金はできません。
また、銀行送金ができても、銀行振込で入金できないというケースも多々あります。
しかし、仮想通貨ならば入出金の双方に対応。
わざわざ別の出金手段を用意するという必要もありません。
出金スピードが速い
オンラインカジノから仮想通貨ウォレットへの出金は非常に速いのが特徴です。
ビットカジノの場合には、仮想通貨ウォレットへの着金までにかかる時間は平均2分と言われています。
やっぱりスロるならカジ旅かビットカジノだなw
ビットカジノ入出金爆速だからなw
カジ旅は入金速いけど出金遅いw
(ラキニキよりはいいけどw— 緋空🍢@雰イケ㈲課長 (@Hangedman1982) June 14, 2020
他のオンラインカジノについても、仮想通貨ウォレットに出金する場合は、他の方法に比べてスピードが速いというのが大きな特徴です。
匿名性が高い
オンラインカジノへの仮想通貨を使った入金は、基本的に以下の流れで行われます。
- オンラインカジノで仮想通貨送金のためのアドレスをコピー
- 仮想通貨ウォレットの送金画面でコピーしたアドレスをペースト
- 金額を決定して送金
上記の手続きにおいて、オンラインカジノ側に個人情報を提供することはありません。
クレジットカードの場合、カード番号やCVV番号を入力する必要がありますよね。しかし仮想通貨入金の場合、オンラインカジノ側に提供する情報はなし。
非常に高い匿名性のもとで決済を行うことができるのが、仮想通貨入金の大きなメリットです。
入金失敗が起こらない
仮想通貨入金の場合、入金手続き完了後に入金が拒否されるというケースはありません。
クレジットカードなど他の方法で入金する場合には、オンラインカジノ側で金額を入力するため、限度額超過などの理由により入金ができないということがあります。
しかし仮想通貨の場合は、仮想通貨ウォレットで金額を入力する手続きを行います。
ウォレット残高以上の決済を行おうとすると、その時点でエラーとなるため、無駄足を踏む必要がありません。
一度入金手続きを行った後にエラーが生じて、再度手続きを行うというのは非常に面倒ですからね。
そのストレスを感じずに入金できるのも大きなメリットです。
超小額から超高額の決済まで可能
仮想通貨での決済は、他の方法と比較しても小額、高額の決済を行うことができます。
例えばベラジョンカジノの仮想通貨決済の利用可能額は、それぞれ以下の通りです。
- 入金:01ドル~5万ドル
- 出金:10ドル~10万ドル
入出金いずれの数字も、他の決済方法を圧倒する金額です。
他のオンラインカジノについても、仮想通貨の場合の決済可能額は、その他の方法と比べて大きな金額となっています。
そのため、一度に大きな金額を動かしたいと考えているハイローラーにとっては、かなり大きなメリットと言えそうです。
節税できる
オンラインカジノの出金に仮想通貨を利用すると、節税効果もあります。
というのも、仮想通貨ウォレットに資金がある限りは、所得税の課税対象とならないためです。
実際に課税されるのは、銀行口座に出金してからということになります。
そのため、大きく稼ぎすぎてしまった場合などの一時的な資金の避難地として、仮想通貨ウォレットに資金を移動するという選択も可能です。
実際に高額勝利プレイヤーの中には、節税のために仮想通貨ウォレットを利用している人もいます。
オンラインカジノをプレイする以上は、税金面について考えるのもプレイヤーの義務です。
しかし、そんな面倒なことは考えたくないという方には、仮想通貨の利用がおすすめです。
また、最近は実店舗やネットショップにおいて、仮想通貨決済ができるケースも増えています。
そのため、オンラインカジノで稼いだお金を直接買い物に利用するというのも1つの手です。
この場合も銀行の取引記録は残らないので、税務署から税務調査を受ける心配はありません。
しかしあくまでもグレーな方法なので、しっかりと申告納税するか否かは自己判断で行うようにしてください。
オンラインカジノで仮想通貨を使うデメリット
メリットばかりではなく、仮想通貨を使うことにはデメリットもあります。
正確な金額を把握しづらい
仮想通貨は1BTC=100万円程度ということもあり、日本人の金銭感覚とは大きく異なります。
1ドル=100円程度のアメリカドルでもオンラインカジノでプレイしていると、100ドルという金額がそれほど大きな金額と感じられず、無謀なベットをしてしまうという例は多いものです。
仮想通貨はより馴染みの薄いものとなるため、常に通貨価値を考えながらプレイしないと、思わぬ高額ベットをしてしまうこともあるでしょう。
価格変動のリスクがある
仮想通貨の価格は常に変動しています。
オンラインカジノで利用する場合もその影響をもろに受けてしまう可能性は十分です。
例えばビットコインを使って、1BTC=100万円の時に入金したとしましょう。そしてベットを行った結果、同額を出金することになったとします。
しかし、その出金時に1BTC=80万円になっていれば、オンラインカジノ上では資金の増減がなかったにも関わらず、実質は20万円分の損失を被っているということになります。
アメリカドルやユーロの場合も常時価値変動はしていますが、比較的安定しています。しかし、仮想通貨はその価値変動が激しいのが特徴です。
もちろん価格変動により、オンラインカジノ上では負けたにもかかわらず、資金が増えるという可能性もあります。
このように保有しているだけでもある程度のギャンブル要素があるという点は、仮想通貨のデメリットです。
仮想通貨ウォレットから銀行口座への出金には時間がかかる
オンラインカジノから仮想通貨ウォレットへの出金スピードが速くても、仮想通貨ウォレットから銀行口座への送金スピードが速いとは限りません。
どの仮想通貨ウォレットを利用しているかによって大きく左右されます。
概ね1~2営業日程度はかかることが多いようです。
そのため、リアルマネーに換金されるまでのトータルの出金スピードで比較すると、エコペイズやベガウォレット、スティックペイといった電子決済サービスを利用した方が速い可能性もあります。
仮想通貨でも税金はかかる?
オンラインカジノのプレイヤーは単に稼ぐだけではなく、税金についてもしっかりと考えておく必要があります。
しかし仮想通貨で入出金を行うプレイヤーは、通常の電子決済サービスで入出金を行うプレイヤーとは違う形で税金が発生するため注意が必要です。
仮想通貨を使う場合と使わない場合とで、税金面にどのような違いがあるのか詳しく解説します。
オンラインカジノで稼いだ仮想通貨は雑所得の対象
ビットコインは10種類の所得区分のうち、「雑所得」として課税されます。
通常オンラインカジノの勝利金は「一時所得」として課税されるため、違うタイプの所得税ということを知っておきましょう。
仮想通貨に関する税金を雑所得として扱うことは、2017年4月1日に国税庁が発表しています。
一時所得と雑所得の違い
一時所得と雑所得では申告すべきハードルが異なります。
一時所得だと年間利益が50万円以下ならば申告不要であるのに対して、雑所得の場合は年間利益が20万円以上なら申告しなければなりません。
また一時所得は利益を最終的に2分の1掛けした金額が課税標準になりますが、雑所得の場合は利益額がそのまま課税標準となります。
税率は一時所得及び雑所得ともに以下の表の通りです。
所得金額 | 税率 | 控除額 |
195万円以下 | 5% | 0円 |
195~330万円 | 10% | 97,500円 |
330~695万円 | 20% | 427,500円 |
695~900万円 | 23% | 636,000円 |
900~1,800万円 | 33% | 1,536,000円 |
1,800~4,000万円 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円以上 | 45% | 4,796,000円 |
例えば電子決済サービスを使って入出金をしているプレイヤーAと、仮想通貨で入出金をしているプレイヤーBがいて、それぞれオンラインカジノで年額700万円の利益を稼いだとします。
するとそれぞれの課税標準となる金額は以下の通りです。
- プレイヤーA:325万円(=(700万円-50万円)×2分の1)
- プレイヤーB:700万円
最終的に支払うべき所得税額はプレイヤーAが22万7500円、プレイヤーBが97.4万円となります。
実際にオンラインカジノで稼いだ利益額は全く同じなのですが、実に4倍近くも税額に開きが出ることになるのです。
よって税金面を考えると、ビットコインを含む仮想通貨でオンラインカジノの入出金を行うのは、プレイヤーにとって不利と言えます。
仮想通貨で節税する方法
仮想通貨が課税されるのは、仮想通貨を売却して日本円に換金した時です。
つまり銀行口座に実際に着金した時の金額が課税対象となります。
そのため、ビットコインウォレットに資金を留めておく限りにおいては、所得税が課税されることはありません。
特に急ぎの事情がなければ、焦って換金せずにウォレットに資金を残しておけば節税することができます。
また、ビックカメラなど一部の店舗ではビットコイン決済に対応しています。
声を大にしておすすめできる方法ではないものの、ビットコインを換金せずにそのまま買い物の決済に利用してしまえば、雑所得の申告額を小さくすることができ、結果的に節税になります。